お知らせ

文部科学省委託「障害者の多様な学習活動を総合的に支援するための実践研究」成果報告

文部科学省委託「障害者の多様な学習活動を総合的に支援するための実践研究」において3カ年にわたり実施した『特別支援学校高等部卒業生及び学びを必要とする障害者を中心に対象とした若者の学びを展開するための学習プログラムの開発事業』の事業成果を公開いたします。
【令和2年度】 事業成果報告書(PDF:11.0MB)
【令和元年度】 事業成果報告書(PDF:19.6MB)
【平成30年度】 事業成果報告書(PDF:4.19MB)
本事業は、文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習安全課障害者学習支援推進室主幹の「障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実」に向けた政策の一環として「学校卒業後の学びの場や交流機会の整備」「生涯のライフステージを通じた学習活動の充実化」を目指して行われた実践研究事業です。

その具体的な試みとして、地域市民と障がい者が学びあい<学ぶことは楽しい・面白い>を実感していただくための「オープンキャンパス」プログラムを作成し、埼玉県和光市や同さいたま市、山梨県甲府市、静岡県伊東市、長野県松本市、同佐久市において実施し、多数のご参加をいただきました。

さらに、オープンキャンパスに参加できない状態にある医療ケアの必要な方々には、講師が訪問して講義を行う事業も加え、実践研究として東京都内の4人の方に対して年間15回程度の訪問型講義を実施し、令和2年には、重度障がい者に対する学びの場の拡充のためのネットワーク化を目的とした「医療的ケア児者の生涯学習を推進するフォーラム」を開催いたしました。

また、事業年度の2年目と3年目には、東京大学、文部科学省との共催により「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」を開催し、参加した多くの方々から新たな発見や学びがあったとの声をいただいております。