お知らせ

文部科学省委託「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」事業成果報告

一般財団法人福祉教育支援協会
代表理事 最上 義
実施委員長 引地 達也

文部科学省委託「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」において実施しました
『障害者に関わる方のための障害者のライフステージに寄り添う地域サポーターの育成事業』の事業成果を公開いたします。
【令和元年度 専修学校による地域産業中核的人材養成事業】成果報告書(PDF:7.3MB)
【平成30年度 専修学校による地域産業中核的人材養成事業】成果報告書(PDF:1.3MB)
「地域福祉教育サポーター認定(仮題)プログラム検証に向けた実践講義」は、地域で福祉領域での支援に従事しつつ、その福祉療育にとどまらずに地域全体を活性出来る人材として活躍していただくための教育カリキュラムです。「福祉学」「教育学」「社会学」の3つの領域と実習で構成されており、令和元年度は「福祉学」と「教育学」についてカリキュラム開発し実践講義を行いました。

教 科 1:福祉学(1科目2時間×5科目)
開催場所 埼玉福祉・保育専門学校(さいたま市)
開催日時科  目講  師
2020年1月25日福祉概論金子 毅司
精神系デイケアと社会移行支援金子 毅司
2020年2月1日特別支援教育青木 猛正
福祉政策渋谷 宏明
2020年2月8日重度障がい者へのケア近藤 敦

教 科 2:教育学(1科目2時間×5科目)
開催場所 専門学校甲府医療秘書学院(甲府市)
開催日時科  目講  師
2020年2月1日教育原論引地 達也
教育の歴史(世界)引地 達也
2020年2月15日教育の歴史(日本)引地 達也
特別支援教育・発達障害教育引地 達也
2020年2月22日教育心理学山本 登志哉
【講義フロー】
1グループ5人程度のグループ学習を基本とし、各テーマに沿いながら、以下のフローで受講者の気づきを促し、学びあいのスタイルで実施する。

1.オープニング
2.アイスブレイク 受講者同士の自己開示とコミュニケーション
3.講義 各テーマにおける最近のトレンドも含めて
4.感想の語り合い 誰もが話し、「邪魔しない」ルールなどを確認
5.アイデアの発散 肯定的なコミュニケーションの雰囲気づくり
6.共有 講師の経験値等から解説やオープンダイアローグ形式
7.ふりかえり 最終確認
8.クロージング

受講生はA4で1ページほどのレポートを提出、学びの習得度合いを観察する。講師も振り返りのミーティング及び聞き取り調査で運用のしやすさや妥当性などを協議する。
このレポートは、カリキュラムの有効性・改善事項等を総合的に評価するポイントであり、講師との事後評価も協議し、これらをもとに各教科のカリキュラム開発を実施した。